年中で「友達ってどうやって作るの?」と泣いた息子。小学4年生になった現在までの成長と私がしたサポートについて

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みなさん、子どもの「友達作り」について悩んだことはありませんか?

幼稚園・保育園の頃は特に『友達』の捉え方が曖昧で、悩む子も少なくないと思います。

我が家は長男が年中の頃、ある日突然『友達ってどうやって作るの?』と泣き出したことがありました。

当時はどう答えたらよいかとても迷いましたが、現在は気の合う友達と付き合うことができています。

今回、どのように子どもと向き合ったのか、現在までどのように成長したかなどを書いていこうと思います。

同じように「子どもの友達について」悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

目次

長男が泣いた日

その日は突然でした。

長男が年中の頃、保育所から帰ってくると突然、涙を流し始めたのです。

長男

おかあさん、友達ってどうやって作るの?
何をしたら友達なの?

長男は小さい頃から自分から友達の輪に入っていくことが少なく、1人遊びをしていることが多かったです。

お迎えの時も友達と遊んでいることは少なく、家で友達の名前を言うことも少なかったように思います。

同い年の従兄弟とは楽しく遊んでいる様子をみていたので、息子は自分が心を許して遊べるようになるまでに時間がかかるタイプなのだと思います。

それまで心配になることもありましたが、これが長男のペースなのかもしれない。保育所で少しずつ学んでいけばいい。そう思っていましたが、涙を流す長男の姿に正直動揺しました。

「もっと小さい頃から友達の輪に入れるように手助けができたかもしれない」

「こうだったら…こうしてあげてれば…」

たくさんの「タラレバ」が頭の中をぐるぐると回りましたが

maru

それを今考えても仕方がない!
今起きていることに対してできることをしなくては!

一生懸命に伝えてくれた長男をみて「私にできることをやろう」と思いました。

私がとった行動

私がサポートするうえで注意した点は「あくまでもサポートであって、手を出しすぎないこと」

私が手をとって行動させることは簡単かもしれませんが、今後もずっと一緒にいられるわけではありません。

魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ

目の前の問題解決だけでなく、息子の将来を考えてサポートすることが必要だと考えました。

息子にした声掛け

実際に私が息子に話した内容は

伝えてくれてありがとう。たくさん悩んだね。

友達っていうのは、決まった何かをしたから友達っていうわけでは無いんだよ。

一緒に遊んでいて楽しかったら、それはもう友達なの。

気がついたら友達になってるんだよ。

だから、一緒に遊びたいと思ったら声をかけてみるのはどうかな?

言葉に悩みながら話しましたが、息子は静かに聞いてくれて「うん」と最後に頷いてくれました。

担任の先生に相談

もう一つ私がとった行動は「担任の先生に相談する」ということ。

本人の前で伝えるのは避けたいと思っていたところ、タイミング良く先生と廊下で会ったのでその場で相談させてもらいました。

タイミングが合わなければ事前に相談があると伝えて時間をとってもらうのも良いと思います。

保育園の先生に伝えた内容は以下の通り

  • 長男が帰宅後に泣きながら伝えてくれた内容
  • 保育所での様子を確認
  • 自宅で声掛けした内容
  • 親としては直接的なサポートよりも、さり気なく声掛けしてほしいこと

先生は最後までしっかりと話を聞いてくれました。

ポイント

大切なのは「親としてはどう対応してほしいと思っているのか」を伝えること。

声掛けだけしてほしいのか、直接手をとって輪に入れてほしいのかなど、ご家庭によって考え方はさまざまだと思うので、担任の先生との考え方のズレが生じないように伝えるようにしましょう。

これまでも、その日の園での様子は伝えてくださっていましたが、相談をしたあとからはさらに友達との関わりの様子も伝えてくれたので、強い協力者が増えたようで心強かったです。

その後の様子(小学4年生の現在まで)

年中〜年長

先生にサポートをしてもらい始めてから2ヶ月が経過した頃、長男に変化が。

長男

今日ね、◯◯くんと遊んだんだよ

長男の口から友達の名前を初めて聞いた日でした。

それから少しずつ友達の名前を教えてくれるようになりました。

迎えの時は相変わらず1人で遊んでいることが多かったですが、先生から「友達と一緒に遊ぶことが増えてきました。自分から声をかけるのはまだハードルが高いみたいです」と報告を受け、少しずつだけど成長しているんだなと安心したのを覚えています。

小学1〜3年生

同じ保育所から入学する子が1人だったので大丈夫かと心配でしたが、本人は「大丈夫でしょ!」と謎の自信があるようでした。

保護者面談で先生に確認したときに言われたことは

  • 休み時間は1人で過ごしていることが多い
  • 遊びたいときは遊びにいくこともある
  • 授業中のグループワークなども問題なく意見交換できている
  • 誰かと関わるのが嫌いというわけではなく、彼自身のペースで過ごしているように思う

文章にすると「自分から声を掛けることは少なく、1人の時間も多い」という点については保育園のころと同じように感じますが、大きく違うことがありました。

それは「会話の中に「友達」というワードが出てくるようになった」ということ。

長男

今日さ、友達がこんなことしたんだよ

長男

◯◯くんっていう友達がね!!

これまで「どうなったら友達なんだろう?」と悩んでいたように思う長男ですが、本人の中で「友達」という存在についての定義?みたいなものを掴んだのだと思います。

小学4年生(現在)

そして小学4年生になった現在。

相変わらずマイペースに過ごしている長男ですが、特に気の合う友達ができたようで楽しそうに通っています。

maru

私のことを友達の名前と呼び間違えるくらいに
仲が良いです(笑)

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あの時の自分に伝えたいこと

当時は「こうしたほうが良かったかな…」「自分の育て方がいけなかったんじゃないか…」ととても悩みました。ですが、今振り返るとあの時にしっかり向き合って良かったと思います。

今あの時の自分を振り返って思うことは

  • 子どもの成長の中で、自分なりの「友達の意味」を理解していく
  • 焦らずに見守ることが大切
  • 親も完璧な答えを持っていなくていい

今あの時の自分に声をかけることができるとしたら、「あなたの息子はちゃんと自分で友達を見つけていくから安心してね」と伝えたいです。

まとめ

「子どもの友達関係について」同じように悩んでいるかたは多いと思います。子どもが「友達」について悩むことは自然なことです。親としてできることは「寄り添うこと」と「ちょっとした後押し」だと思います。子どもを信じて、一緒に成長を見守っていきましょう。

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